中高年の健康

薬に頼りすぎない生き方へ。自然治癒力を高める4つの生活習慣

 

~食事・睡眠・腸内環境・太陽光の大切さ~

 

年齢を重ねるにつれ、少し体調が悪くなると「病院通いが当たり前」「薬を飲まないと不安」という方も多いのではないでしょうか。

もちろん、現代医療の力は素晴らしく、命を救ってくれる場面もたくさんあります。

でも、ちょっと風邪をひいただけで薬に頼ったり、検査で異常が出なくても不調を感じているのに「歳のせい」で片付けていませんか?

実は私たちの体には本来「治ろうとする力=自然治癒力」が備わっています。

それを引き出す暮らしを意識することで、病院に頼りすぎない健康な毎日を手に入れることができるのです。

今回は、中高年の方にこそ知ってほしい「自然治癒力を高める生活の工夫」を4つの視点からお届けしたいと思います。

 

① 食事:自然の恵みで体を整える

 

私たちの体は、毎日食べるものでつくられています。
加工食品や添加物の多い食事では、体は本来の働きを発揮できません。

まず意識したいのは、「腸を元気にする食事」。

腸は免疫細胞の約70%が集まる場所であり、体の防御力の要です。

発酵食品(味噌、ぬか漬け、納豆など)や食物繊維(野菜・海藻・キノコ類)を積極的にとりましょう。

また、日本人の主食であるお米も白米だけでなく、雑穀や玄米を取り入れることでミネラルも補えます。

肉中心の食生活を野菜中心に切り替えるだけでも、体は軽く感じられるようになるはずです。

野菜も生野菜は体を冷やすこともあり、なるべく温野菜として摂ることをおすすめします。

 

② 睡眠:最強の「自己修復時間」を味方につける

 

「眠れない」「夜中に目が覚める」そんな悩みは年齢とともに増えます。
特に年齢を重ねると夜間頻尿などで眠れないと悩む人も多いようです。

でも、睡眠は自然治癒力にとって欠かせない時間です。
なぜなら、私たちの体は寝ている間に細胞を修復しているからです。

ポイントは「眠る前の準備」

スマホやテレビは寝る1時間前には控え、ぬるめのお風呂に入り、アロマやハーブティーでリラックスしましょう。

また、夜遅くに食事をすると睡眠の質が下がるので、夕食は就寝の3時間前までに済ませるのがおすすめです。

 

③ 腸内環境:心と体を左右する「第二の脳」

 

最近の研究では、腸内環境が「心の状態」にまで影響することが分かってきました。

腸には「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの90%以上が存在し、腸が整うことで気分も前向きになりやすくなるのです。

便秘や下痢などが続く方は、腸内環境の乱れが考えられます。

ヨーグルトや甘酒などの乳酸菌、食物繊維、水分補給を心がけて、毎日快便が理想です。

腸が整うことで、肌の調子がよくなったり、疲れにくくなったりという嬉しい変化も見られるでしょう。

 

④ 太陽光:毎日の「自然ビタミン」

 

現代人は太陽の光を浴びる時間が圧倒的に足りません。

ビタミンDは骨の健康だけでなく、免疫力の維持にも重要な役割を果たします。

朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる、天気の良い日は15~30分ほど散歩する。
それだけで体内時計が整い、睡眠の質も向上します。

特に高齢になると骨が弱くなりがちなので、日光浴は骨粗しょう症の予防にもつながります。

 

まとめ:体の声を聞く暮らしを

 

体に不調があったとき、「薬で抑える」のではなく「なぜそうなったのか?」と原因に目を向けてみる。

普段からそんな意識を持つことが、自然治癒力を高める第一歩です。

病院や薬も大切ですが、それだけに頼らず、自分の体を育てる暮らし方を取り入れていきましょう。

「治す」のではなく、「整える」。
それがこれからの時代の健康のカギです。