年齢を重ねると、運転免許の返納や体力の低下で外出が不安になる方が増えてきます。
「病院や買い物に行きたいけど、バス停まで歩くのがつらい…」
「車を手放したら、どこにも行けなくなるのでは?」
そんな悩みを持つ高齢者の方に向けて、全国各地でさまざまな“移動支援サービス”が広がっています。
今回は、自治体やNPOが提供する具体的なサポートをわかりやすくご紹介します。
自治体が提供する移動支援サービス
- 高齢者向けタクシーチケット
多くの市区町村で、後期高齢者や免許を返納した方を対象にタクシー利用の補助券を配布しています。
- 月○回まで利用可能
- 病院通いや買い物など生活必需の移動に使用できる
- 市役所や地域包括支援センターで申請可能
- 乗合型「福祉バス」「コミュニティバス」
自治体によっては、商業施設や病院、役所を巡回する格安バスを運行しています。
- 運賃100円~200円程度
- 一定ルートを循環するので、定期的なお出かけに便利
- 車がなくても行動範囲が広がる
- 移動支援ボランティア
地域によっては、ボランティア登録した住民が送迎を手伝う制度があります。
- 無料または実費負担(ガソリン代など)
- 近所の人との交流にもつながる
- 予約が必要な場合が多い
NPO・民間団体が行う移動支援
- NPOによる「買い物・通院送迎サービス」
- 事前予約でドアtoドア送迎
- 介助サポートつきのサービスもあり、歩行が不安な方でも安心
- 月額制や1回あたりの利用料が設定されている
- 福祉タクシー(介護タクシー)
- 車いすのまま乗車できる車両での移動
- ドライバーが乗降を手助けしてくれる
- 病院や施設だけでなく買い物や親族訪問にも利用可能
早めに情報を集めて「安心」を手に入れる
「いざ動けなくなったらどうしよう」と不安を抱える前に、地域の移動支援サービスを調べておくことが大切です。
- 市役所の高齢福祉課や地域包括支援センターに問い合わせ
- NPOや民間送迎サービスをネットや電話帳で調べる
- 家族とも共有しておくことで緊急時に慌てない
まとめ
移動手段が限られると、外出が減り、生活の質も落ちやすくなります。
しかし、今は地域や民間が提供する支援を上手に活用すれば、車がなくても安心して暮らせる時代です。
「まだ大丈夫」と思っているうちから、使えるサービスを知っておくことが、これからの安心につながります。
前回の記事
買い物も病院も一苦労…中高年が直面する“移動の悩み”に寄り添う暮らしの工夫
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